皆さんは、自分が楽観的だと思いますか?
それとも悲観的でしょうか?
プラセボという言葉を皆さんも、お聞きになったことがあると思います。
プラセボというのは、薬の成分が入っていない偽物の薬、偽薬のことをいいます。
新しい薬の開発をする治験の時に、新薬の効果を測るために、プラセボと比較する話をよく聞きますよね!
プラセボという言葉の語源は、ラテン語で「私を喜ばせる」という意味なのだそうです。
でもプラセボが、どうやって私たちを喜ばせてくれるんでしょう?
実は、2010年にパーキンソン病の方向けにプラセボの実験が行われました。
その時患者さんをいくつかのグループに分けて
「これから飲む薬は、本物かもしれない、プラセボかもしれません。」と伝えたんです。
そしてグループごとにそれぞれ、本物の薬である確率は、25%、50%、75%と伝えました。
すると「75%の確率で本物です。」といわれたグループの人たちは、
実際に飲んだのはプラセボだったの、すべてのグループの中で、病状か一番改善したという結果が出ました。
つまり期待の大きさが、病気の治療に役立つがことがわかったんです。
実はこの期待する力は、すべての人に備わっています。
人間の脳が、そういう風にできているからです。
人類が長い歴史の中で、厳しい時期も乗り越えてこられたのは、
実際には、いい事と悪いことが起こる確率が半々の時でも、
脳は「きっといいことの方が起こるに違いない!」と期待するようにできているからなのだそうです。
そういえば、首都直下地震はこの30年に70%の確率で起こると聞いていますが、私たち、割と楽観的に暮らせていますよね。
確かに現実的に考えることも大切ですが、
とくにつらい時には、物事は明るい方に期待できると、心も体もグッと楽になります。
そしてその力は、あなたにも備わっているんです!
ぜひ【悩みは神様からの贈り物】から、期待すると、物事が好転する実例と秘訣をもっと聴いてくださいね!
悩みはあなたと家族がもっと幸せになるための贈り物!
大丈夫!あなたにもできます!
著者 心理カウンセラー/講演家 かなう美保
12歳までの記憶を失う体験をする。重い障害の娘を自宅で看護し天国に送った。息子の頭にこぶし大の腫瘍ができ、頭蓋骨が3㎝の半円状に溶ける経験をした。発達障害のため担任からいじめられたことが原因で高校を中退、ひきこもりになった息子に寄り添う。やがて息子は大学に入学、現在は小学校の先生をしている。特別養子により血のつながらない子を我が子として育てている。
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