その女性は、フルタイムでずっと働き続けたかったのだそうです。
だから結婚して一人目を出産した後、すぐ復職するつもりでした。
でも「もう一人子供が欲しい」という夫の言葉に押され、2人目の出産を決めたのだそうです。
子供はかわいくて幸せだけど、ふと気がつけば自分にはパートの仕事しかできず、やりがいを感じられない。という相談でした。
皆さんなら、どんなアドバイスをするでしょう?
この女性の悩みが解決するために、必要な事ってなんだと思いますか?
これは人生相談だったので、回答者は、ズバリ一言でこう答えました。
「あなたは、あきらめが悪い方ですね!」
(カウンセリングでは、普通こんなに手荒なことはしません。💦)
「人生は、あきらめの連続でできている。」と言った人がいました。
「あきめる」という言葉は、選択の自由を失うことを意味する言葉だし、
少し後ろ向きのイメージもあって、
あきらめるのが好きという人はあまりいないかもしれません。
どちらかというとあきらめないことの方が奨励されてますよね。
でもあきらめるとか、手放すということは、
私たちが幸せを選んでいくためにすごく大切な力なんです。
結婚で例えるなら、A さんとの結婚を決めるという事は、B さんや C さんやD さんと結婚することは、あきらめるということですよね。
もうA さんと結婚したのに、まだB さんや CさんとD さんとの結婚に未練を感じていて
「もしあの人と結婚してたら…」と、他の人とA さんを比べ続けたら、その結婚生活は、不満だらけになってしまいます。
手放すことが必要なのは、自分が選択したものではないことでも同じです。
例えば、幸せではなかった子供時代送ったことで、
大人になっても、また親が死んだでも、苦しんでおられる方はたくさんいらっしゃいます。
手放すことで、幸せをつかんでいく秘訣、是非聴いてくださいね!
悩みはあなたと家族がもっと幸せになるための贈り物!
大丈夫!あなたにもできます!
著者 心理カウンセラー/講演家 かなう美保
12歳までの記憶を失う体験をする。重い障害の娘を自宅で看護し天国に送った。息子の頭にこぶし大の腫瘍ができ、頭蓋骨が3㎝の半円状に溶ける経験をした。発達障害のため担任からいじめられたことが原因で高校を中退、ひきこもりになった息子に寄り添う。やがて息子は大学に入学、現在は小学校の先生をしている。特別養子により血のつながらない子を我が子として育てている。
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