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いつも、聴いてくれてありがとう!
次回は、4月12日になります!(春休みのため)
日本には、人から褒められた時に「そんなことないですよ~」と答える謙譲の美徳という文化があります。
傲慢な印象を与えずに、人間関係を円滑にしていくための知恵でもありますよね。
でも表面だけのつもりでやっている謙遜も、やりすぎると、自分への自信を失う原因になるんです。
心理学では、自分への評価を素直に肯定できない状態を、インポスター症候群といいます。
インポスター症候群になると、実際にいろいろなことができているのに、それが自分の力だとは信じられなくなって
「単に運がよかっただけ。」
「私の実力ではない、周りが良かったから。」
と考えてしまったりします。
確かにこういう考え方なら、反感をもたれることもないので敵も少なく、謙虚で、一見よさげに見えます。
でもインポスター症候群には、自分を過小評価するために、自分に自信がもてない、
自分を好きになれないというマイナス面があるんです。
インポスターという言葉は、詐欺師やペテン師という意味があります。
その結果が、自分の努力の成果なのに、何となく実際の自分をよりよく見せて、周りをだましているような感覚が、インポスター症候群の人に心理にあるからです。
だから、自分への周囲の期待が大きくなると「周りをがっかりさせる結果になるのではないか。」と不安になり、それが負担や重荷になってしまいます。
オリンピック選手でも、期待されると力を出せる人と、期待が大きくなったことで、力が発揮できなくなってしまう人がますよね!
でもインポスター症候群の人は、どうして自分を過小評価するんでしょう?
周囲に傲慢な印象は与えることなく、自信のある自分になるための秘訣を話しています。
ぜひ聴いてくださいね!
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著者 心理カウンセラー/講演家 かなう美保
12歳までの記憶を失う体験をする。重い障害の娘を自宅で看護し天国に送った。息子の頭にこぶし大の腫瘍ができ、頭蓋骨が3㎝の半円状に溶ける経験をした。発達障害のため担任からいじめられたことが原因で高校を中退、ひきこもりになった息子に寄り添う。やがて息子は大学に入学、現在は小学校の先生をしている。特別養子により血のつながらない子を我が子として育てている。
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