2024年07月12日

【vol. 571 アタッチメント不足で親しい関係がつくれない】-愛着障害

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皆さんは アタッチメントという言葉をお聞きになったことがありますか?

アタッチメントというのは、イギリスの 心理学者ジョン・ボウルビィ氏が提唱した理論です。

日本語では愛着という言葉に訳されたりもします。

小さな子供にとってお母さんやお父さんのような保護者は、安全基地のような存在です。

自分が守られているという安心感を通して、私たちは人を信頼することを学び、

自分を主張しても壊れない安全な関係の中で、コミュニケーションを学び、新しいことにチャレンジする力を得ます。

小さな子供を連れて知らない所に行くと、最初はママの膝の上で、周りの様子をじっと観察しているのがわかります。

そして、そこが自分にとって安全な場所だと理解して初めて、その子は周りの探索を始めるんです。

ママから離れるまでの時間は、子供の性格によってそれぞれです。

好奇心が旺盛ですぐ探索を始める子もいれば、慎重な性格で、まずじっくり周りを観察する子もいます。

「うちの子は人見知りだから…」と、子供の心の準備ができる前に、無理に安円地帯から引き離せば、子供の不安は増すだけです。

大人が子供のペースに合わせて待ってあげれば、その子の中でこの世界に対しての安心感が育っていき、人見知りは徐々に改善していきます。

幼いころ自分のアタッチメントが十分だったかどうかという事は、私たちの人生に大きな影響を与えます。

アタッチメント不足は、愛着障害ともいわれ、その影響は多岐にわたります。

今日は、アタッチメント不足による人との距離感の二つのタイプと、アタッチメント不足で育った人でも親関係がうまくいく秘訣を話しています。どうぞ聴いてみてください!

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大丈夫!あなたにもできます!
著者 心理カウンセラー/講演家 かなう美保 

12歳までの記憶を失う体験をする。重い障害の娘を自宅で看護し天国に送った。息子の頭にこぶし大の腫瘍ができ、頭蓋骨が3㎝の半円状に溶ける経験をした。発達障害のため担任からいじめられたことが原因で高校を中退、ひきこもりになった息子に寄り添う。やがて息子は大学に入学、現在は小学校の先生をしている。特別養子により血のつながらない子を我が子として育てている。 

カウンセリングに興味のある方は! HP ⁠⁠⁠https://kanaumiho.com/⁠⁠ 
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