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アダルトチルドレンなど、問題の多い、機能不全の家族で育った人は、他の人といるだけで緊張したり、
自然体の自分で人と関わることに難しさを覚えるなど人間関係の問題を抱えることが多いようです。
機能不全の家族には、密室のような風通しが悪さかあり「外では、このことは絶対話してはいけない。」という家族だけの秘密があります。
だから家の中で大きな問題が起こっていても、外からは見えづらいんです。
逆に言えばあっけらかんとした風通しの良い家庭であれば、どんな問題でも深刻化することは、ほとんどありません。
A子さんは、アルコール依存症の家庭で育ちました。
父の飲酒が原因で夫婦喧嘩になることが度々あり、隣の部屋から聞こえる怒鳴り声や、
両親が激しく言い争う声に、子供だったA子さんは頭が真っ白くなり不安で震えていたといいます。
それでも普段そのことには触れてはいけないという雰囲気がありました。
ある時酔ったお父さんがA子さんを人質のように抱きかかえて刃物を振りかざして、母親に怒鳴り散らしたことがありました。
「殺される!」という恐怖を感じたにもかかわらず、騒動が収まると父親は、A子さんには目もくれず外に行ってしまいました。
母親もまるで大したことではなかったかのように「お父さんは疲れてるだけだから。このことは絶対に誰にも喋らないでね。」と念だけ押して、そのままお皿洗い始めました。
本当は自分の気持ちを聞いてほしかったのに、お母さんはどこかピリピリしていて、結局何も話す事はできなかったといいます。
「殺されるかもしれない」という人間として当たりまえの恐怖心ですら、この家庭では口にすることは許されなかったんです。
機能不全家族で育った生きづらさを解決するヒントを話しています。ぜひ聴いてみてくださいね! (いいね!+youtubeチャンネルkanaumiho2389に登録もらえたら励みになります!)
あなたが悩んでいることを知れば、周りには手を差し伸べる人も現れやすくなるんです。
悩みはあなたと家族がもっと幸せになるための贈り物!
大丈夫!あなたにもできます!
著者 心理カウンセラー/講演家 かなう美保 12歳までの記憶を失う体験をする。重い障害の娘を自宅で看護し、自らの手の中で天国に送った。息子の頭にこぶし大の腫瘍ができ、頭蓋骨が3㎝の半円状に溶ける経験をした。特別養子縁組により血のつながらない子を我が子として育てた。発達障害のため担任からいじめられたことが原因で高校を中退、ひきこもりになった息子に寄り添う。やがて息子は大学に入学、子供の気持ちのわかる先生として現在は小学校で働いている。
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