あえて一歩引いて譲った方が、相手だけでなく、自分にとってもプラスになることも多いですよね。
それがわかっていても、負けることは難しいと感じる方も多いようです。
ある老婦人がこんな話をしてくれました。
以前その老婦人は、夫婦関係がこじれてしまい、何をやっても全然うまくいかず、もう離婚しかないと考えたことがあったそうです。
でも、最後の望みを託してある著名な心理カウンセラーに相談をしたそうです。。
するとそのカウンセラーは、彼女にこんな難しいアドバイスをしました
「あなたはご主人に、すごく腹を立てますよね。当然です。」
「でも、ご主人が家族のために仕事をしてることには感謝できますか?」
「もしできるなら、ご主人が毎朝、出かける時と帰ってきた時、あなたが玄関まで出て感謝を伝えてあげてください。」
これは厳しいアドバイスですよね!
離婚を考えるぐらい夫に腹を立てていた女性にとって、自分が玄関に迎えに出るということは、自分の負けを意味していました。
でも彼女は絶対にやりたくないそのことを、断腸の思いで、自分の幸せのために実行したん」です。
するとしばらくして、夫を迎えに出ることがあまり苦しくなくなってきたころ、ご主人の態度がガラリと変わって、突然優しくなったというんです。
そして、そのとき以来このご夫婦は、すごく仲のいい夫婦になったそうです。
同じ方法が全ての方に当てはまるわけとは思いませんが、
もしあの時彼女が、自分が負けることを、あえて選ばなかったら、このご夫婦はいったいどうなっていたんでしょう?
でも、どうして相手に負けることってそんなに難しいんでしょう?
それは、あなたが傷ついたからです。
将来の自分を幸せにするための上手に負ける人になる秘訣、続きもどうぞ聴いてみてくださいね!
悩みはあなたと家族がもっと幸せになるための贈り物!
大丈夫!あなたにもできます!
著者 心理カウンセラー/講演家 かなう美保
12歳までの記憶を失う体験をする。重い障害の娘を自宅で看護し天国に送った。息子の頭にこぶし大の腫瘍ができ、頭蓋骨が3㎝の半円状に溶ける経験をした。発達障害のため担任からいじめられたことが原因で高校を中退、ひきこもりになった息子に寄り添う。やがて息子は大学に入学、現在は小学校の先生をしている。特別養子により血のつながらない子を我が子として育てている。
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