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皆さんは こんな風に考えることありますか?
「みんなから好かれる いい人にならないと!」
「家事も育児も、きちんとできるママにならないくちゃ!」
「悪口なんか言わないで、優しい人にならないと!」
私たちの周りに溢れる「こうあるべき!」という考えは、数えあげたらきりがないですね。
まじめな人ほど「こうあるべき!」という考えにとらわれて、ストレスを溜めやすい傾向があるようです。
そしてそのストレスがうつ病や、心の病気などの原因になることはよくあるんです。
心理学には、認知発達度もしくは認知成熟度という言葉があります。
認知成熟度は、物事を白黒でなく、グレーもありと考えるんです。
そしてグレーの中にも濃いグレーや薄いグレー もあると考えて、物事を柔軟に受け止めます。
普通グレーゾーンといえば、法律スレスレの悪い事を差しますよね。
でも認知成熟度では、グレーに耐えられる力を認知成熟度が高いと評価するんです。
「こうあるべき!」という考えは それ以外はダメということなので、白か黒という発想だから、窮屈になってしまうんです。
以前に流行った「ジョーカー」という映画を、皆さんは覧になりましたか?
バットマン最悪の敵と言われ、100%悪者のジョーカーも、そうなってしまった背景を知るにつれて、むしろ同情や親近感を感じた方も多かったんじゃないでしょうか?
そんな風に自分の認知成熟度が上がってくると「これもいいけど、それでもいい!」と考えられるようになり、器が広くなるんです。
考え方を柔軟にして認知成熟度を上げるための具体的な方法について、ぜひ続きを聴いてくださいね!
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著者 心理カウンセラー/講演家 かなう美保
12歳までの記憶を失う体験をする。重い障害の娘を自宅で看護し天国に送った。息子の頭にこぶし大の腫瘍ができ、頭蓋骨が3㎝の半円状に溶ける経験をした。発達障害のため担任からいじめられたことが原因で高校を中退、ひきこもりになった息子に寄り添う。やがて息子は大学に入学、現在は小学校の先生をしている。特別養子により血のつながらない子を我が子として育てている。
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