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子供のネグレクトといえば、身の回りの世話をきちんとしない事や、話しかけても反応しないで、無視することをいいます。
ネグレクトという言葉は、英語で無視する、疎かにする、顧みないという意味があります。
どんな時ネグレクトが起こるんでしょう?
多くは、ストレスなどで主に母親に心の余裕がない時です。
夫婦や嫁姑などの人間関係や経済の問題、親自身が鬱や統合失調症などの精神疾患があったり、軽い知的障害や、発達障害、一人親で相談相手がいないなど様々な原因があります。
また子育てを頑張りすぎて、人と比べてちゃんとできない自分を責めた結果、あきらめしまってネグレクトになってしまうこともあります。
こう考えると子供を安定して育てることが難しくなる原因は、本当にたくさんあって、程度の差こそあれ、ネグレクトがゼロの状態で育てられる人の方が珍しいのかもしれません。
前回お話した暴力の虐待が強い働きかけなのに対して、ネグレクトは何もしないことが虐待になるため、育った本人にすら虐待があった事がわかりづらいという特徴があります。
愛の反対は憎しみだと考えられていますが、実は愛情の反対は無関心です。
子供が大人の関心を引くために、わざと怒られようとすることってありますよね。なぜそんなことをするんでしょう?
それは自分に関心をもってほしいからです。
無関心よりも怒られる方がずっとましなんです。切ないですね。
誰にも関心を払ってもらえない状況は、「自分なんていてもいなくてもいい存在だ」といわれているのと同じことだからです。
ネグレクトで育つという事は存在を否定されながら育つのと同じことなんです。
「あなたはいてもいなくても、どうでもいい価値のない人間」というメッセージにさらされて育つことは、子供の心に最も大きなダメージを与え、大人になっても人生に影響を与えます。
ネグレクトの影響とそこからの回復についてさらに詳しく話しています。再生ボタンポチッとして聞いてみてくださいね!
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親の関心が薄かったネグレクトから回復するには、まずあなたが自分自身にの細やかな気持ちや体調に関心をもってあげることです。あなたはそれをする価値のある人だからです!
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大丈夫!あなたにもできます!
著者 心理カウンセラー/講演家 かなう美保 12歳までの記憶を失う体験をした。生まれつき重い障害の娘を自宅で看護し、自らの手の中で天国に送った。中学生の息子の頭にこぶし大の腫瘍ができ、頭蓋骨が3㎝の半円状に溶ける経験をした。発達障害のため先生からいじめられ不登校からひきこもりになった息子に寄り添い、やがて息子は自ら勉強を始め大学に入学、社会復帰を果たした。
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