2022年12月23日

【vol.505 人生を新しくする!】‐最悪を経験した人への贈り物

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生声のメッセージは、こちらからもお聴きいただけます!

2000年5月3日、福岡に向かっていた一台の高速バスが17歳の少年にジャックされました。

そしてたまたま乗り合わせていた乗客の方たち5人が殺傷されるという事件が起こったんです。


その日山田由美子さんは、友人とコンサートに行くために、そのバスに乗っていました。

そこで突然少年が40 cmの刃物を振りかざして、襲いかかってきたんです。

楽しいはずの旅行は一変し、バスの中は血の海になりました。

開いていた窓のために友人は、逆上した少年から「逃げようとした!」と切りつけられて亡くなりました。

山口さん自身も頭や顔など骨が見えるほど十箇所以上切りつけられ、重傷を負いました。

バスは乗っ取られたままなんと15時間、270 km を走行し、翌日の朝ようやく、機動隊の突入によって少年は逮捕されたんです。

山口さんは全身に深い傷を負って、意識もとぎれとぎれの中救急搬送されました。

一命はとりとめましたが、その後十度にもわたる手術が続き、入院期間も長期に及びました。

そして耐え難い痛みの中で、山口さんは自分に無力さを感じるようになっていったといいます。

でも、そんな山口さんのつらさを少しでも和らげようと、看護スタッフの方たちは、献身的に看護しました。

ある時は一人の看護師さんが、「山口さんは、コンサートに行くぐらいだから音楽が好きなんでしょう。」とラジカセとテープをもってきてくれたそうです。

何もできない自分なのに献身的に関わってくれるその姿に、山口さんの価値観は変えられていきました。

それまでは頑張ってる自分はいいけれど、頑張れない自分はダメな自分、価値のない自分だと信じていたんです。

でもなんにもできない自分が大切にされる体験をしたことで、何もない自分、何もできない自分も生きていていいんだと考えられるようになったといいます。


当時山口さんは、娘の不登校のことで悩んでいました。

学校にも行かずに、ゲームばかりする娘をどうしても受け入れることができなかったんです。

その後山口さんの人生がどう変わっていったのか続きを話しています。再生ボタンポチッとして聞いてみてくださいね!
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深い悩みほど、その先にはまったく新しい人生が待っています。それは悩みを経験した人だけが見つけられる贈り物です!
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著者 心理カウンセラー/講演家 かなう美保  12歳までの記憶を失う体験をした。生まれつき重い障害の娘を自宅で看護し、自らの手の中で天国に送った。中学生の息子の頭にこぶし大の腫瘍ができ、頭蓋骨が3㎝の半円状に溶ける経験をした。発達障害のため先生からいじめられ不登校からひきこもりになった息子に寄り添い、やがて息子は自ら勉強を始め大学に入学、社会復帰を果たした。

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#不登校、#西鉄バスジャック事件、#山田由美子、#山田由美子バスジャック、#少年犯罪被害者、#ネオ麦茶事件

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2022年12月16日

【vol.504 重い親から距離をおく】‐過干渉の親からの回復《聴くと元気になる! 悩みは神様からの贈り物!》

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生声のメッセージは、こちらからもお聴きいただけます!

子供は親の愛情なしには育つことができません。

子供を心配して世話を焼くことは、親の愛情の表れです。

でもやはり過ぎたるは及ばざるがごとし。

子供に関心のありすぎる親というのも弊害があります。

今日は、子供に関心がありすぎる親、過干渉の親の影響とそこからの回復についてお話しします。

ところでなにが必愛情で、どこから過干渉なのかをどうやって見分ければいいんでしょう?

子供が必要とする愛情は、年齢に応じて目まぐるしく変わっていきます。

このことが、過干渉にたくさんの人が、苦しむ原因になっています。

過干渉は愛情の笠を被ることができるからです。

では過干渉と愛情をどうやって見分ければいいんでしょう?

ある女性がこんな話をしてくださいました。
「思春期の頃、洋服を買いに行くと母はいつも『あなたの好きなものを選びなさい。』と言ってくれました。

ところがいざ私が服を選ぶと、母はなんだかんだと文句をつけて、私が選んだものは必ず否定するんです。

『好きなもの』と言われているのに実際には好きなものは選べない、

私が混乱して沈黙すると母は「まったくあなたは服一つ自分では選べないんだから」と言って、嬉々として初めから決めていた母の好きな服を選ぶんです。

結局私は自分の好きな服を一度も買えたことがありません。」

一見物分かりがよさそうで愛情深い、でもその陰で子供の人生を誘導して思い通りに支配する、これは過干渉の関わりではよくあることで、これが真綿で首を絞められる息苦しさをつくります。

過干渉の親の影響とそこからの回復についてさらに詳しく話しています。再生ボタンポチッとして聞いてみてくださいね!
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罪悪感を乗り越えて境界線をつくり、自分の人生を取り戻していくときに、あなたも親も幸せに近づくことができます。
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2022年12月09日

【vol. 503 ネグレクトからの回復】‐愛されなかった痛みから立ち直る《聴くと元気になる! 悩みは神様からの贈り物!》

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生声のメッセージは、こちらからもお聴きいただけます!

子供のネグレクトといえば、身の回りの世話をきちんとしない事や、話しかけても反応しないで、無視することをいいます。

ネグレクトという言葉は、英語で無視する、疎かにする、顧みないという意味があります。

どんな時ネグレクトが起こるんでしょう?

多くは、ストレスなどで主に母親に心の余裕がない時です。

夫婦や嫁姑などの人間関係や経済の問題、親自身が鬱や統合失調症などの精神疾患があったり、軽い知的障害や、発達障害、一人親で相談相手がいないなど様々な原因があります。

また子育てを頑張りすぎて、人と比べてちゃんとできない自分を責めた結果、あきらめしまってネグレクトになってしまうこともあります。

こう考えると子供を安定して育てることが難しくなる原因は、本当にたくさんあって、程度の差こそあれ、ネグレクトがゼロの状態で育てられる人の方が珍しいのかもしれません。

前回お話した暴力の虐待が強い働きかけなのに対して、ネグレクトは何もしないことが虐待になるため、育った本人にすら虐待があった事がわかりづらいという特徴があります。

愛の反対は憎しみだと考えられていますが、実は愛情の反対は無関心です。

子供が大人の関心を引くために、わざと怒られようとすることってありますよね。なぜそんなことをするんでしょう?

それは自分に関心をもってほしいからです。

無関心よりも怒られる方がずっとましなんです。切ないですね。

誰にも関心を払ってもらえない状況は、「自分なんていてもいなくてもいい存在だ」といわれているのと同じことだからです。

ネグレクトで育つという事は存在を否定されながら育つのと同じことなんです。

「あなたはいてもいなくても、どうでもいい価値のない人間」というメッセージにさらされて育つことは、子供の心に最も大きなダメージを与え、大人になっても人生に影響を与えます。

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親の関心が薄かったネグレクトから回復するには、まずあなたが自分自身にの細やかな気持ちや体調に関心をもってあげることです。あなたはそれをする価値のある人だからです!
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2022年12月02日

【vol.502 虐待する親の心理】‐過去から自由になる!《聴くと元気になる! 悩みは神様からの贈り物!》

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生声のメッセージは、こちらからもお聴きいただけます!

子供の虐待に関する悲しいニュースをたびたび耳にします。

虐待を受けて育った人は大人になっても「なぜ自分がこんな目に合ったのか。」「親が言うように自分は悪い子だったからなのか。それとも違う理由があったのか。」と悩みます。

答えがでないと先には進めないからです。

子供を守るべき親が、どうして子供を虐待をするんでしょう?

今日は暴力で虐待をする親の心理についてお話します。

親はどんな時に子供に暴力を振るうのでしょう。

「いうことを聞かないからついカッとなった」という理由や、
ちゃんとした人間にするためにしつけ」と称してふるわれる暴力、
また子供には全然関係のない仕事や人間関係のストレスのはけ口として現われる暴力もあります。


暴力を振るう親は一見強く見えますが、その内面は自信のない人ばかりです。

「虐待する親の心の中には敵がいる」と言った人がいます。

敵というのは過去に愛してくれなかった自分の親だったり、自分を認めてくれない社会かもしれません。

本来そこへ向かうべき怒りを、立場の弱い子供に向けるのが虐待だというんです。

確かにそういう面もあります。

すべての暴力は、自分より弱い人を思い通りに力で支配することを目的としています。その証拠に相手が自分より強くなった時暴力はすぐに止みます。

ところで、しつけと虐待の線引きはどこにあるんでしょう?

さらに虐待する親の心理、そしてそこから自由になる方法について話しています。再生ボタンポチッとして聞いてみてくださいね!
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