2022年12月09日

【vol. 503 ネグレクトからの回復】‐愛されなかった痛みから立ち直る《聴くと元気になる! 悩みは神様からの贈り物!》

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生声のメッセージは、こちらからもお聴きいただけます!

子供のネグレクトといえば、身の回りの世話をきちんとしない事や、話しかけても反応しないで、無視することをいいます。

ネグレクトという言葉は、英語で無視する、疎かにする、顧みないという意味があります。

どんな時ネグレクトが起こるんでしょう?

多くは、ストレスなどで主に母親に心の余裕がない時です。

夫婦や嫁姑などの人間関係や経済の問題、親自身が鬱や統合失調症などの精神疾患があったり、軽い知的障害や、発達障害、一人親で相談相手がいないなど様々な原因があります。

また子育てを頑張りすぎて、人と比べてちゃんとできない自分を責めた結果、あきらめしまってネグレクトになってしまうこともあります。

こう考えると子供を安定して育てることが難しくなる原因は、本当にたくさんあって、程度の差こそあれ、ネグレクトがゼロの状態で育てられる人の方が珍しいのかもしれません。

前回お話した暴力の虐待が強い働きかけなのに対して、ネグレクトは何もしないことが虐待になるため、育った本人にすら虐待があった事がわかりづらいという特徴があります。

愛の反対は憎しみだと考えられていますが、実は愛情の反対は無関心です。

子供が大人の関心を引くために、わざと怒られようとすることってありますよね。なぜそんなことをするんでしょう?

それは自分に関心をもってほしいからです。

無関心よりも怒られる方がずっとましなんです。切ないですね。

誰にも関心を払ってもらえない状況は、「自分なんていてもいなくてもいい存在だ」といわれているのと同じことだからです。

ネグレクトで育つという事は存在を否定されながら育つのと同じことなんです。

「あなたはいてもいなくても、どうでもいい価値のない人間」というメッセージにさらされて育つことは、子供の心に最も大きなダメージを与え、大人になっても人生に影響を与えます。

ネグレクトの影響とそこからの回復についてさらに詳しく話しています。再生ボタンポチッとして聞いてみてくださいね!
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親の関心が薄かったネグレクトから回復するには、まずあなたが自分自身にの細やかな気持ちや体調に関心をもってあげることです。あなたはそれをする価値のある人だからです!
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著者 心理カウンセラー/講演家 かなう美保  12歳までの記憶を失う体験をした。生まれつき重い障害の娘を自宅で看護し、自らの手の中で天国に送った。中学生の息子の頭にこぶし大の腫瘍ができ、頭蓋骨が3㎝の半円状に溶ける経験をした。発達障害のため先生からいじめられ不登校からひきこもりになった息子に寄り添い、やがて息子は自ら勉強を始め大学に入学、社会復帰を果たした。

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2022年12月02日

【vol.502 虐待する親の心理】‐過去から自由になる!《聴くと元気になる! 悩みは神様からの贈り物!》

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生声のメッセージは、こちらからもお聴きいただけます!

子供の虐待に関する悲しいニュースをたびたび耳にします。

虐待を受けて育った人は大人になっても「なぜ自分がこんな目に合ったのか。」「親が言うように自分は悪い子だったからなのか。それとも違う理由があったのか。」と悩みます。

答えがでないと先には進めないからです。

子供を守るべき親が、どうして子供を虐待をするんでしょう?

今日は暴力で虐待をする親の心理についてお話します。

親はどんな時に子供に暴力を振るうのでしょう。

「いうことを聞かないからついカッとなった」という理由や、
ちゃんとした人間にするためにしつけ」と称してふるわれる暴力、
また子供には全然関係のない仕事や人間関係のストレスのはけ口として現われる暴力もあります。


暴力を振るう親は一見強く見えますが、その内面は自信のない人ばかりです。

「虐待する親の心の中には敵がいる」と言った人がいます。

敵というのは過去に愛してくれなかった自分の親だったり、自分を認めてくれない社会かもしれません。

本来そこへ向かうべき怒りを、立場の弱い子供に向けるのが虐待だというんです。

確かにそういう面もあります。

すべての暴力は、自分より弱い人を思い通りに力で支配することを目的としています。その証拠に相手が自分より強くなった時暴力はすぐに止みます。

ところで、しつけと虐待の線引きはどこにあるんでしょう?

さらに虐待する親の心理、そしてそこから自由になる方法について話しています。再生ボタンポチッとして聞いてみてくださいね!
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2022年11月25日

【vol.501 看板かじりにならない人生】‐肩の力を抜いて生きる秘訣《聴くと元気になる! 悩みは神様からの贈り物!》

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生声のメッセージは、こちらからもお聴きいただけます!

皆さんはがん哲学外来メディカルカフェについてお聞きになったことがありますか?

がん哲学外来は、順天堂大学の名誉教授樋野興夫(おきお)先生が、癌の告知を受けた人とそのご家族の心のケアをするために2008年から始められました。

短い診察時間の中で忙しい主治医の先生に、自分のもっている不安や悩みをすべて聞いてもらう事って、なかなかできないですよね。

そんな一つ一つの自分の心の揺れだったり、話しづらいかな悩みも自由に打ち明けることができる場がメディカルカフェなんだそうです。

メディカルカフェには本人や家族だけでなくて、元患者の方や元ご家族、友人が癌になったという方でも参加できると聞きました。

何を話しても大丈夫!という雰囲気の中、それぞれが自分の思いを誰にも否定されすに、自由に話せる場なんです。

いろいろな場所でボランティアの方によって運営されていて、すでに全国で180か所に広がっているメディカルカフェですが、今度東京の上野にもオープンすると聞いてその1回目に私も参加させていただきました。

オープンを記念してお話に来られた樋野先生は「人はチャウチャウ犬のような風貌を目指すべきだ。」とおっしゃって、先生自身もチャウチャウ犬のように周りの人をゆったりさせる雰囲気をお持ちの方です。

樋野先生は、「日本人は看板かじりが多い。」とおっしゃいます。

看板かじりという言葉初めて聞きますよね。それは、中身のない人生。

立派な肩書きゆえにたくさんの人が周りに集まって、今まできらびやかな人生を送ってきた人が、病気になって役職を降りたとたん、誰一人寄り付かなくなってしまう様子を医者としてたくさん見て、でてきた言葉だそうです。

看板かじりにならずに、肩の力を抜いて生きる秘訣を話しています。再生ボタンポチッとして聞いてみてくださいね!
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著者 心理カウンセラー/講演家 かなう美保  12歳までの記憶を失う体験をした。生まれつき重い障害の娘を自宅で看護し、自らの手の中で天国に送った。中学生の息子の頭にこぶし大の腫瘍ができ、頭蓋骨が3㎝の半円状に溶ける経験をした。発達障害のため先生からいじめられ不登校からひきこもりになった息子に寄り添い、やがて息子は自ら勉強を始め大学に入学、社会復帰を果たした。

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posted by かなう美保 at 15:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 人間力 | 更新情報をチェックする