2023年06月02日

【vol.523 そのあとの白雪姫】-人形を愛した王子《悩みは神様からの贈り物!》

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前回は1812年に出版されたグリム童話の初版で、白雪姫を殺そうとしたのは、継母ではなく実のお母さんだったというところから、なぜそんな事が起こったのかについてお話ししました。

も白雪姫は、その後王子様と結婚して、本当に幸せになれたんでしょうか?

今日はその後の白雪姫がどんな人生を送ったについて考えてみようと思います。

王女として何不自由なく育った白雪姫ですが、一番大切なものが欠けていました。

そうです。皆さんもお気づきの通り、お母さんの愛情です。

白雪姫の母が自己中心で、愛情豊かとは言えなかったことは、娘が自分を越えた時にそれを喜ぶどころか殺害を計画した様子から見てとれます。

愛のない親に育てられ、心が疲れてしまった方に私はたくさんお会いしてきましたが、白雪姫もその一人だったのかもしれません。

「絶対他人に負けてはいけない、誰よりも美しくなければ」という母に育てられた白雪姫は、幼い時から作法や立ち振る舞いなど厳しくしつけられていたかもしれません。

愛されたくてずっとお母さんのいう事を聞いてきたのに、実際に美しくなり母を抜いた時、娘は母にとって憎しみの対象になりました。

こういうことは現実の世界でもよくおこります。

ずっと親の言うとおりに、親を喜ばせようとして生きてきたのに、いざ息子が父親を抜き、娘が母より幸せになると、親は不機嫌になるんです。


その後、白雪姫は王子様との結婚で本当に幸せになれたんでしょうか。白雪姫の話から、たとえ毒親に育てられても幸せになれる秘訣をお話します。

続きをぜひ聴いてみてください! (いいね!+youtubeチャンネル登録 もらえたら励みになります!)

目を凝らすと私たちの周りには、七人の小人のような人がたくさんいるんです。
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著者 心理カウンセラー/講演家 かなう美保  12歳までの記憶を失う体験をする。重い障害の娘を自宅で看護し、自らの手の中で天国に送った。息子の頭にこぶし大の腫瘍ができ、頭蓋骨が3㎝の半円状に溶ける経験をした。特別養子縁組により血のつながらない子供を我が子として育てた。発達障害のため担任からいじめられたことが原因で高校を中退、ひきこもりになった息子に寄り添った。やがて大学に入学し、現在息子は子供の気持ちのわかる先生として働いている。 

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2023年05月26日

【vol.522 白雪姫の母】-承認欲求で娘と張り合う母《悩みは神様からの贈り物!》

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5年ほど前のことでしょうか。「白雪姫の母」という短い脚本を書いて、演じたことがありました。

ディズニーで有名な白雪姫は、もともとはグリム童話です。

私たちがよく知っているストーリーでは、白雪姫の殺害を計画するのは、継母ということになっています。

ところが初版のグリム童話をみると、白雪姫を殺そうとしたのは、実は白雪姫の生みの母と書かれています。

でもなぜ母がおなかを痛めて生んだ我が子を、殺そうとするんでしょう?

不思議ですよね?

でも詳しく見ていくと、それがとても筋の通ったストーリーだということがわかります。

普通、妊娠しているお母さんの願いというのは「元気な赤ちゃんでありますように。」といったものが一般的です。

ところが白雪姫の母は、自分の指から滴り落ちる血を見て、「この血のような真っ赤な唇の娘を」と願うんです。

「生まれてくる赤ちゃんが元気でありますように」とか、「幸せになります様に」ではなく、娘が美しく生まれてくることしか願わなかったんです。

ちょっと狂気がかってますよね。

毎日鏡に向かって「世界で一番美しいのは誰?」と問いかけていた姿からも、お妃様が自分の承認欲求に、並々ならぬ執着があったことがうかがえます。

そんな狂気がかった母が、「自分は娘に負けたと知った時に、「そんな娘ならいらない」と考えたとしても、納得がいくのではないでしょうか。

でもなぜ白雪姫のお母さんは、そんなにも自分が承認されることに、飢えていたんでしょう?

今日は白雪姫の母について深堀しながら承認欲求から自由になる秘訣をお話します。ぜひ聴いてみてください! (いいね!+youtubeチャンネル登録 もらえたら励みになります!)

「自分はダメだ。」と思う感覚も、人に認められ、承認される存在でなければならないという点で、白雪姫の母に似ているといえるかもしれません。
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著者 心理カウンセラー/講演家 かなう美保  12歳までの記憶を失う体験をする。重い障害の娘を自宅で看護し、自らの手の中で天国に送った。息子の頭にこぶし大の腫瘍ができ、頭蓋骨が3㎝の半円状に溶ける経験をした。発達障害のため担任からいじめられ不登校からひきこもりになった息子に寄り添う。やがて息子は大学に入学、現在は気持ちのわかる先生として子供たちを教えている。特別養子縁組により血のつながらない子を我が子として育てた。

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2023年05月19日

【vol. 521 -負け続けても崩れない自信をつける!】-最多敗記録保持者のひふみん《悩みは神様からの贈り物!》

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皆さんは、ひふみんの愛称で親しまれている将棋の加藤一二三さんを、ご存知でしょうか?

加藤一二三さんは、史上初の中学生棋士として、わずか14歳で華々しいデビューを飾りました。

5歳3カ月では最年少で五段に昇し、新人戦で優勝、一般棋戦でも優勝、全騎士参加棋戦でも優勝しました。


15歳10カ月の時には最年少棋生優勝記録を樹立、16歳では王将戦にリーグ入りを果たし、17歳の時には高松宮賞争奪選手権戦で優勝するなど、数々の最年少記録を樹立してこられた方なんです。


その後18歳の時に、プロの棋士でもたった10人しか入れないという順位戦のA 級に昇級し、さらに20歳では最年少での名人戦挑戦記録を樹立したそうです。

わずか18歳でのA 級昇格という記録は、19歳の時にA 級昇格した藤井聡太さんですら破ることのできなかったものなんです。

そんな加藤さんは、神武以来の天才、つまり紀元前600年からのここ2600年の間で最高の天才と称されるようになりました。

若くして注目の的となった加藤さんは、新進気鋭の天才棋士として、トップ棋士の仲間入りを果たしました。

そして2017年に77歳で引退するまでに、A級通算36期という記録も達成したんです。

ものすごい経歴ですね!

そんな加藤さんですが、実は加藤さんは、一番多く負けているという意味の最多敗の記録の保持者でもあります。

実際加藤さんは、その棋士人生を通して、千回を超える、1108回も負けてきたというんです。

それにはついてあの羽生善治さんも「人知を超えた記録」と話しています。

どうしてそんなに負け続けても、加藤さんは、心が折れなかったんでしょう?

どんな価値観をもてば負けが続いても、気持ちを保っていけるんでしょう?

今日は負けが続いても崩れない自信をもつ秘訣をお話します。ぜひ聴いてみてください! (いいね!+youtubeチャンネル登録 もらえたら励みになります!)

本当の自信は、負けが続き、何もうまくいかない時にこそ育つものです!
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著者 心理カウンセラー/講演家 かなう美保  12歳までの記憶を失う体験をする。重い障害の娘を自宅で看護し、自らの手の中で天国に送った。息子の頭にこぶし大の腫瘍ができ、頭蓋骨が3㎝の半円状に溶ける経験をした。発達障害のため先生からいじめられ不登校からひきこもりになった息子に寄り添い、やがて息子は自ら勉強を始め大学に入学、社会復帰を果たしている。特別養子縁組により血のつながらない子を我が子として育てている。

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